ベルリンPhotoautomatクロニクル

ドイツ、ベルリンでのドタバタ日記。

ドイツ婚への道:デンマーク婚→ドイツで婚姻を有効化→外国人局(Ausländerbehörde )配偶者ビザの申請をして来た

デンマークから突然「結婚式の日取りが決定したので◯月◯日に来て下さい」と連絡が来て、慌てふためいてデンマークでの結婚式の準備と当日を迎えてから約1ヶ月半ほどが過ぎました。

 

未だに「Herzlichen Glückwunsch zur Vermählung!(結婚おめでとう)」と会った人、会った人に言われて照れているところですが、

 

「ねえ、結婚後なんか変わった?」

 

…と聞かれるのですが、

「まだ、ビザを貰ってないので自分の中では結婚のプロセスが終了していないんで実感も何もないんですけど」

 

…というのが正直なところ。

やっぱり、外国人としてドイツにお邪魔している自分としては、ビザを貰って、滞在しても良いというお墨付きを貰わなければ、全然安心も出来なければ、実感湧かないです。

今回は、ドイツでの結婚の手続きの最終関門である「配偶者ビザの申請」について書きたいと思います。

 

今までのデンマーク婚、ドイツ婚についての記事はこちらです。

www.photoautomatberlin.work

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⬛︎外国人局 (Ausländerbehörde )予約後、配偶者ビザ申請のための準備

デンマーク婚の後、即、外人局(Ausländerbehörde )のオンライン予約を取り、予約日までの1ヶ月半、こんなことをして過ごしてました。

これに関しては前回の記事「ドイツ婚への道:デンマーク婚→ベルリンの戸籍役場「Standesamt」で婚姻手続き【本番】そして、だいぶイレギュラーだった私の場合  」に纏めました。

 

そして、キモは「配偶者ビザ申請の準備」ではないでしょうか。

 

準備したもの

ベルリン市HPからビザ申請のオンライン予約をした際、予約番号と一緒に「準備する書類について」の内容が添付されて来ます。

この添付書類の良いところは、なんと密かに「チェックシート」になっているところ。

(ドイツ人は意外と抜けてるところがあるからなー…)

 

  1. 申請書類のフォーマット(HPと予約時に届いた確認メールの添付からダウンロード出来ます)
  2. 身分証明書(パスポート)
  3. 子供の身分証明書
  4. 最近撮影したパスポート&身分証明書用写真
  5. 結婚証明書
  6. 子供の出生証明書
  7. パートナー婚の際の子供の認知証明書
  8. 子供の父親である証明書
  9. 母国の戸籍証明書(離婚している場合は離婚届証明書と除籍謄本)
  10. 児童省からの証明書
  11. 現時点の就学証明書
  12. ドイツ語語学テストの結果(A1のテストの合格通知書)
  13. ドイツ統合テストの結果(Integration テストの合格通知書)
  14. 住民登録書

私たちには子供がいないので、以上のような書類を準備しました。

 

日本からの書類につけるもの

毎回シツコイくらい書いていますが、日本から揃えた書類には必ず外務省のアポスティーユとドイツ語&日本語の認証翻訳が必要です。

その他、書いていないけれどこれが必要

日本からの書類で、私は離婚歴があったので「離婚届証明書」と「除籍証明書」をつけました。

また、書かれていませんが、パートナーとなる相手の書類も必要です

  1. 身分証明書
  2. 出生証明書&戸籍謄本
  3. 収入証明
  4. 家の賃貸契約書
  5. 銀行の残高証明書(無くても良いがあったら良いでしょう)

⬛︎ビザの申請費用

ビザの申請費用は56〜100€とのこと。

大体が100€のようです。

 

 

⬛︎とうとう予約当日

オンライン予約を取っていたので、予約当日に外国人局へ行き、待合室にて正面のインジケーターに自分の番号が表示されるまで待ちます(ちなみに下の印刷は以前の予約時のもの)

 

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当日の服装

特に決まりはありませんが、あまりスーツもビジネスカジュアルもいません。清潔な服装なら特にジーンズや普段着で大丈夫。

私はニット帽にシャツ、ジーンズみたいな服装で臨みました…というより、あまりにナーバスで服装について構っている心の余裕がありませんでした。

彼氏もユニクロのスウェットにジーンズでした。

 

⬛︎外国人局で担当官に確認された書類について

今回、担当してくれたのは若い女性でした。

既にオンライン予約の際に「配偶者ビザ(ドイツ人のパートナー)の申請」として申し込んでいたので、特に質問もなく「じゃあ、書類見ましょうかね」と突然始まりました。

 

確認を求められた書類はコレだった

「じゃあ、申請書を見せて下さい」

と始まって、その後求められた書類はこれ。

  1. 申請書(HPからダウンロードしたもの)
  2. 私のパスポート
  3. デンマークでの婚姻証明書
  4. 写真
  5. 私の名前の入った家の契約書
  6. (日本の戸籍謄本+アポスティーユ+ドイツ語の認証翻訳)

「じゃあ、奥さんの名前の入った家の契約書を見せて下さい」

 

私の持ってきた書類を全てチェックするけど、そういえば家の契約書がない…

 

「ない、けどそういえば、契約書は君が持っていなかったっけ?」

「あ、忘れた…へへへ」

 

そこで彼氏が私の名前の入った契約書を忘れるというミスを犯します(「俺がこれを持っていくから」と大見得を切ったにも関わらず!)。

 

「へへへ、じゃねーんだよ!」

頭の中で「あー、もうこりゃダメだー」というのと怒りと悲しみでいっぱいになり、顔面蒼白になります。

「うーん、それはちょっと良くないわねー」

…と担当者。しばらくPCをパチパチと弾きだし、2分ほどモニターと睨めっこしています。

「う〜ん、今ベルリン市の区役所のデータベースみたけど…住民登録の書類を見つけたから…本当はダメだけど良しとしましょう」

 

「他の書類は必要ですか?(私の日本の戸籍とか、離婚届受領証とか)」

「いいえ、もう必要ありません。はい、3年分」

 

 と新しいビザを貼ったパスポートを返却してくれました。

所要時間10分。

待ちに待ったビザを受け取ったにも関わらず、嬉しさより大事な書類を忘れるどうしようもない彼氏に怒りが爆発していました。

 

語学学校のサポートは付いてこなかった

実は私、語学学校を続けたかったのですが、一応ドイツ語で受け答えしていたのと、既に配偶者ビザに必要なA1以上と統合テスト(ドイツの文化・歴史・政治・法律などについてのテスト)は合格していて、その結果を担当官が知っている…というドイツの役所の情報共有の強力さを目の当たりにしました(多分、今日の担当者さんは今までと違って結構デキる女風で相当の合理主義者だったので、他の人だったらくれたかもしれない)

 

配偶者ビザを申請した他の人の話

周りに聞いたら、持参した書類以外にもやっぱり以下の書類の提出を求められたそうです。

  1. 過去3ヶ月の家賃を支払った領収書
  2. 収入証明(自分の収入+配偶者の収入)
  3. 保険の加入

私たちは二人の収入に関しても、保険の加入についても何も聞かれませんでした。

 

 

⬛︎配偶者ビザ、初回3年貰う。良い点は?

初回ビザの1年と3年の違い

…ということで、なんと配偶者ビザで滞在許可が3年貰えました。

理由は多分、ドイツ語B1と統合テストに合格していたからだと思います。A1や統合テストに合格しないと1年毎の更新となるみたいですね。ジョブセンターという職安に行くと語学学校やテスト費用を負担してくれるようですが、毎年更新に行くのは面倒臭いしビザ代払うの嫌ですよねー。

 

良い点

配偶者ビザを貰うと良い点はドイツで職業選択の自由があるということです。

つまり、バイトを幾つ掛け持とうが、どんな仕事をしようが全然問題ないんです。

普通、就労ビザを貰うと、最初の3年(もしくは4年)は日本人にしか出来ないような仕事しか就くことが出来ません。しかも職場が変わるとまたビザの申請を新たにしなければいけないんです。

その点、配偶者ビザだと会社員でもフリーランスでも何でも仕事に就くことが出来ます。しかも「日本人にしか出来ない特別な仕事」みたいな縛りがないんです。

フリーランスでも以前は自分の専門以外の仕事しか出来なかったのですが、これからは他にも仕事が受けられるので、すごく楽になります。

これはストレスが300%くらい少なくなります。うん、大袈裟だったかも。

 

⬛︎ちなみにeATカードを希望したところ…

eATカードとはICチップ入りカード型滞在許可証のこと

ところで、ドイツには身分証明証を常に携帯していないといけない、と法律で義務付けられています。私は以前、毎日出かけるたびにパスポートを持っていましたが、ある日、全て一緒に盗まれてしまったため、ここ数年、身分証を携帯せずに済ましていました。

ちなみにドイツでは運転免許証は身分証明証にはなりません。

私はeATカード版滞在許可証を希望したのですが、移民局のおネエちゃんに

「(そんな面倒臭いことは)やってないわよ、ここじゃ。」

 と言われてしましました。どうやらインターネットでeATカード版滞在許可証の申請ができるようですが、これについては後日調べてみたいと思います。

ちなみに、このeATカード版滞在許可証を希望すると+100€くらい納めないといけないようですね。

 

 

⬛︎配偶者ビザ申請と取得した感想

私の感想

これでドイツでの結婚に纏わる手続きの一切合切が完了して、あとは日本領事館で婚姻届等の手続きをするだけとなりました。

「厳しくなったみたいー」

「結構、大変だったー」

「持って来いという書類が担当者によって全然違うー」

などの話を聞いていたのですが、書類は全て用意して、認証翻訳もして持参にも関わらず、全然見られなかったのが拍子抜けしました。

まあ、逆に言うとキチンと準備して行ったから見られなかったのか、ということでしょう。

ちなみに料金は一番安い56€でした。

 

でも、私たちの銀行口座の残高も収入証明書も見せてないのに、私たちがお金ないことも、私のテストの結果も何でも知っているのね、あなたたちは…

 

夫の感想

「多分ドイツ語と統合テストに既に合格していたこと、既にドイツに長くいて働いていたことが良かったのでは」

 

とにかく、拍子抜けするほど配偶者ビザが貰えました。

 多分10分って書いたけど、8分くらいでした。

とつげきドイツぐらし!

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1日5分!忘却直線を活用して1ヶ月で270のドイツ語単語を完全に記憶する Green

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