ベルリンPhotoautomatクロニクル

ドイツ、ベルリンでのドタバタ日記。

デンマーク婚&ドイツ婚:婚姻手続きでドイツの戸籍役場で求められる「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」について ※ドイツ国外で離婚歴のない方は必要のない書類です

私はドイツ在住です。

ドイツ人と結婚するのに、諸事情(過去に結婚歴アリ)により何故かヨーロッパのラスベガスと呼ばれているデンマークで結婚する手続きを進めています。

 

今日は、デンマークでの婚姻手続きの準備と同時進行で行っている、ドイツの婚姻手続きの際に、ドイツの戸籍役場に提出を求められる「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」について 、

ベルリンの自分の居住区の、婚姻手続きを取り扱う戸籍役場「Standesamt」にていろいろ根ほり葉ほり聞いてきたので、それについて書きたいと思います。

 

ドイツ国外で離婚歴のない方は必要のない書類です。

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⬛︎「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」とは

Standesamtとは?

婚姻手続きは区役所の中でも戸籍役場「Standesamt」の管轄です。

ドイツ版の住民票、出生証明書、婚姻要件具備証明書など書類関係が欲しい場合に行く場所です。

戸籍役場には婚姻手続きに関するアドバイザー役の職員さんがいます。

私たちもどのように手続きをすればいいのか、相談に行ってきました。

この人に「デンマークでの婚姻手続きと同時進行でドイツの方の婚姻手続きの準備をするように」言われました。

この職員さん曰く、「ドイツで、ドイツ人以外の国の人で離婚歴がある人が、ドイツ人と結婚するのは結構厄介」と言ってました。この人に「でもデンマークで結婚しちゃったら少しだけ手続きがスムーズにいくと思うから結婚してきちゃいなさい」と後押しされました。

そして、「今すぐ、この書類の準備もしておきなさい」と言われたのが

「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」

でした。

「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」とは何か

「外国における離婚の承認申請書」とは外国人がドイツ国外でドイツ人以外と離婚歴がある場合、その離婚をドイツ式で認めなければいけない、という読んだまんまの意味なんです。

「えー、でもー、除籍謄本と離婚届受理証明書のアポスティーユ付き+認証翻訳つけてるからいいじゃん?」と思うのですが、さすが紙社会のドイツ、ドイツ式に当てはまらないものは全てこういう風にいちいち証明しなくてはいけないということです。

「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」はこんな感じで5枚綴りになっています。

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「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」の写し

除籍謄本にも結構離婚した相手の詳細が書かれていますが、この承認申請書のフォーマットに更に詳細を記述しなければいけません。

ちなみにここからダウンロードできます。

 

⬛︎申請の際、添付する必要書類など

「外国における離婚承認」申請書に添付する書類についてです(2019現在)

 

  1. 離婚の記述がされた法的書類、および可能であれば離婚の事実および判断の理由を記載した判決の完全な写し(原本)または公認の写し
  2. 離婚の決定の有効性を立証する、公的証拠書類。
  3. 離婚した結婚の結婚証明書。
  4. 国籍の証明(例えば、離婚した配偶者のパスポートのコピー)
  5. ドイツ語以外の文書の翻訳は、原則として、アポスティーユを付け、認証翻訳者が行い、外国語からドイツ語への直接翻訳する。
  6. 申請者の収入証明書。
  7. 請求が代理人によってなされた場合は、委任状

 

1〜3に関しては、日本の除籍謄本の中に全て記載があるので、除籍謄本を提出すれば良いと思います。

1&2に関しては、こちらも除籍謄本でカバー出来る内容と思うのですが、念のため、離婚届受理証明書も付けたほうが良いかもしれません。

詳細に関してはベルリン市HP

 

⬛︎手続きは有料です

この承認申請の手続きは有料です。

最低15€、最高305€

手数料は申請者の申請内容の重要性、行政上の負担および申請者の経済状況次第ですが、通常は160€だそうです。

 

⬛︎所感とまとめ

ドイツは紙社会と言いますが、それにしても手続き、申請の手数料や認証翻訳など結構大変だしいろいろお金がかかりますね。

 

今回、一番大変だったのは情報収集です。ネットなどの情報も少ないのと、なかなか確実な情報に辿り着けません。住んでいる自治体によっても情報は異なります。

それがここでbrainstormingを兼ねて、ドイツでの婚姻手続きについて書いてみようと思いついた理由なのですが、それにしてもストレス過多。

まとめ

離婚歴がドイツ以外である場合、

  • 「外国における離婚の承認申請書(Anerkennung ausländischer Entscheidungen in Ehesachen)」を戸籍役場に届ける必要がある
  • 申請は有料で15€〜305€、通常は160€(2019年現在)
  • 申請書は各自治体のHPからダウンロード可能(ベルリンはこちら
  • デンマーク婚とドイツ婚を同時進行で行う(日本からの書類も同時に取り寄せる)
  • この手続きに関して、日本から取り寄せる書類は「除籍謄本」+「離婚届受理証明書」、更にアポスティーユと認証翻訳をつける