ベルリンPhotoautomatクロニクル

ドイツ、ベルリンでのドタバタ日記。

ベルリン生活:ベルリンにいるドイツ人人との話し合いはハムスターのアレだと思っている。

今日、仕事の同僚(スキンヘッド女子)に偶然パン屋で出会って

「明日のミーティング、来るでしょ?」

…と聞かれて、休む気満々だったけれど、その気迫に押されて

「ハイ、イキマス」

と言ってしまいました。しまった、明日は買っておいた冷凍高級エビでカクテルサラダを作ろうかと思っていたのに…冷蔵庫にワインもキンキンに冷やして置いてあるんだぜ…私のバカバカ、なんで「い、いや、体調次第だな」とか「明日はクリスマス前だから病気がちの義母を訪ねる予定が…」とかなんとか言えなかったの?と答えた後に超笑顔を作りながら自分を責めに責めました…

 

その夜の帰宅後、なんとスキンヘッド女子の彼女から私のメールアカウントに

「明日のミーティングはとても重要な内容の話し合いですので、必ず参加するよう御願い致します」

…と超太文字のメールが届いていました。う、う、こりゃ「残念ながら参加できません」という選択肢はないってことですね。

 

⬛︎ベルリンのドイツ人との話し合いが苦手な理由

特にアナーキストフェミニスト、超左のベルリンだからなのかもしれませんが、私はドイツ人と話し合いをするのがちょこっと苦手です。

まず最初から「私はこうだー!」と協調性ゼロのパンク&デモスタイルで始まります※もちろん、そうではない場合または個人差もあります

そして、何か反対の意見を言うと猛口撃を受けます。

「私はこう思っているけどあなたはどう思う?」っていうスタンスは割とゼロです。

そして言うだけ言って、他の人の話は「興味なーい」という感じ※もちろん、そうではない場合または個人差もあります

…で、しまいには話すだけ話し、人の意見を述べる時間を奪い、最後は「帰っていい?」って本当に帰ってしまったりします。

私は職場のミーティングに3年参加していますが、未だに3年前から続いている話し合いもあります。全然、前進するつもりがないですね。

 

⬛︎ベルリンのドイツ人との話し合いは「ハムスターのアレ」

もちろん、そうじゃない人もいるんですけれど、ベルリンのドイツ人はとにかく熱いヤツが多いので、特に同じミッションを持っている人が集まっている場所にいると意見を言いたがり、他の人の意見を止めたがり、揉めたがり、自分が正しいことを主張したがるのに、抜本的な解決策を出すわけでもない、という状態に陥ります。

「え?あんなに文句言っていたからなんか解決策があるからだったんじゃない?」

と聞くと

「それは知らない」

とか平気で返事がくるので、じゃあ、3時間も同じ話題で話し合わなくてもよかったんじゃない?もっと簡単にできたんじゃない?っていつも思うんです。

しかし、これ「デモクラシー」を尊ぶ、という立派な思想ゆえに最後までやらなくてはいけない、となると、同じ話題がテーブルに3年間も上る、っていう信じられない状況が起こるんです。

それを「ハムスターと回るおもちゃのホイール」と呼んでいます。

 

⬛︎結構、ころっと責任転嫁

お人好しなのか、個人的に問題があると、親身になってくれるし、親身になってくれようとして「問題があったらいつでも聞いて。一人じゃないし、そばにいるから!」なんてドラマのセリフのようなことを言ってくれるのですが、笑っちゃうのがいざとなると責任感が全然ないから全然頼りにならないんですよね。※もちろん、そうではない場合または個人差もあります

もちろん、手を貸してくれる人もいるんですけれど、ドイツ人はストレスに弱いので、パニックになっていて全然聞けないし助けを求められない、という場合もあり。

それどころか、「一緒になにかをやろう」というと突然仕事を勝手に降りてしまったり責任転嫁されていたりする場合があります。「だって、無理だったから」とか平気で言うけど、日本人の私がそんな態度をしたら相手は黙っていません。猛烈に批判してきますけど。ドイツ人は結構「自分が一番」かな、って思うようになりました。まあ、そういうところ、見習わないといけないかもね。

 

⬛︎同じ感覚の人を見つけるのは大切

ベルリンに来て、「同じ感覚の人を見つけることが大切」と思いました。それは決して「仲間意識」ではないんです。例えば同じ問題に興味がある人はたくさんいて、集合するわけですが「同じ問題に興味がある」とはとっても抽象的なことなんです。それを「どういう風に」「どうやって」話し合ったり、解決できるか、というそのポイントが同じ感覚の人ではないと、一生問題解決が出来ないまま堂々巡りしてりまうだけで時間も労力も無駄になるわけです。それが好きな場合はいいと思うんです。でも、「話し合う」だけではなく「解決する」または「貴重な意見交換をする」という目標がある人と話し合えば、必ず建設的な結果を導き出そうとします。だから、「頭がいい」「自分より立場が上」「知識が豊富」とか関係ないし、逆に「この人は意見交換ではなくてただマウンティングがしたいだけだ」「結局暇で話し相手が欲しいだけ」「論破したいだけ」か、よく人を見極めることが重要だよね、と自分のために思いました。

 

うーん、それって、男女付き合いに似てますかねー。

喧嘩を延々としたいカップル。だめんずが好きな女の子。片方が自分の意見を通したいだけの「話し合い」。延々と相手に合わせてしまう。意見を言いつつ妥協点ではなくバランスよく真ん中を取るタイプ…とか?