ベルリンPhotoautomatクロニクル

ドイツ、ベルリンのドタバタ、サバイバル日記。

KIWU❷ :妊活第一回目が始まる、そして鬼コーチの「赤ちゃん作るのは高いのよ」の話

なんとなく始まった妊活「KIWU( Kinder Wunsch:ドイツ語の妊活 )」。

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今、徒歩1分の病院から帰ってきて、病院でだいぶ待たされたのでお腹が空いて角のケバブ屋で買ったフライドポテト(大)をキッチンで貪り食っているところです…

ドイツ人の彼氏ののび太くんも「おいおい、どうした?」と遠巻きに様子を見られている…

「随分かかったじゃん?」

寒かったので、鼻水すすりながら、アツアツのフライドポテトを爆食いしています。

「次に生理が来たら病院に来いと言われたから行ったらこんなに待たされちまって、その上、薬局に薬取りに行かされて、処方箋の薬がなくて、普通より高い薬を買わされて…払って来たぜい!」

のび太くんにレシートを見せたら、「ショエーーー」とひっくり返ってます。ですよねー…私もですよー。

(基本、ドイツは薬が保険でカバーされると5ユーロ、例外もあり)

 

⬛︎妊活開始から最初の生理が始まったら病院に行く

前回、ちょうど2週間前に体調不良から妊活:KIWU「Kinder Wunsch」を始めることになり、病院のドクターのアシスタントのトルコ人のオバちゃんから「次の生理が来たらまた病院に来るように」と言われてたのですが、今朝方、オレンジ色の、いつもの生理とは違うような出血がありました。

ネットで調べたら「オレンジ色の場合は着床出血の場合がある」というのを見つけて、

「あれ、着床出血?」

と急いでDM(ドラッグストア)の9時開店と同時に妊娠検査薬を購入し、家で試した結果「陰性」。これ、何度かこのパターンがあって、私ものび太くんもその度軽度にガックリしています。

かかりつけの婦人科に午後、とりあえず行ってきました。

まさかの2時間半待ちでした。

この度は「生理なのかなんなのかよく分からない」ので先生の診察から始めます。

超音波などでも調べた結果「今回は少し早いけど生理でしょう」という診断。それからKIWUセラピーに移ります。

先生のアシスタントのトルコ人のおばさん(:以下トルコさんと呼ぶ)から「この薬を下の薬局から買ってきてちょうだい」と言われ、処方箋を持って薬局に行きます。

すると、薬局で「この薬はもう発売されてないから、もう一つのこの薬で処方箋を書いてくれ、と頼んでくれ」と伝書鳩状態で病院のトルコさんの元へ。

「なによー!昨日は薬、あったじゃないのよー!」

とトルコさんが受付で怒りまくり、もう一度処方箋を印刷して私に渡し、薬屋に戻る。

そして薬屋の薬剤師のおじちゃんが「ピッピッピッ」とレジ打ちするとその金額に私が

「ヒィィィィィ、ちょっと、高いじゃないのよ!あんた!さっきの方の薬だったらひょっとして安かったの?」

と文句をつけると「まあな、半分以上高くなるんだよ、こっちの方が」と薬剤師のおじちゃんがアラブ訛りのドイツ語で答えます。

「あんた!私にこんな高い薬買わせるなんて!ひどすぎるじゃないの!!!!」と文句を言う私(文句言う私も私だけど)

「この薬が必要なんだろ?買うしかないじゃないか、ブツブツ」とおじちゃん。

薬とレシートを持って病院に戻る私(途中でキオスクに寄ってチョコレートバーを買ってその場で一気食いする)。

 

⬛︎これから始まる KIWUセラピーについて、指示を受ける

…ということで、とうとうKIWUセラピーが始まりました。

薬は2つ処方され、一つは大きな箱に入り、もう一つは飲み薬です。

処方された薬のうち、大きい箱の一つはトルコさんに渡し、トルコさんがでっかい文字で「Frau◯◯◯」と箱に書きます。

トルコさんがカレンダーを作ってくれました。

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「さあ、12月1日からこの薬を毎日2回、5日間飲み続けるのよ」

おそらく、この薬は「排卵誘発剤」だと思われます(詳しくは下記に別記します)。

このカレンダーを見て、(「随分、ダイレクトだな」)と絶句。

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「そして、9日目からとにかく毎日頑張るのよ!」

…お、おう…

これ、タイミング指導ってやつですね。

「そんなに消極的でどうするの!わかってるの?頑張んないと子供はできないのよ!」

トルコさん改め、今度から鬼コーチとお呼びいたします。

「12月11日にまた病院に来てちょうだい。今度は180ユーロ持ってきてね」

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それから

「いい?KIWUセラピーは高いのよ!赤ちゃん作るのは高いの!

「あ、はい…」と一応答えたけれど、あまりに圧倒されて、この180ユーロが何のための料金なのか、聞き忘れてしまいました。

鬼コーチ・トルコさん、あなたは一体、何者なんですか? 

 

⬛︎処方された薬 「Clomiphene ratiopharm」は何?

鬼軍曹トルコさんから出された薬はClomiphene ratiopharm50 mgという薬。

これは排卵誘発剤ですね。

ちなみにドイツ語で排卵誘発剤 Ovulationsauslösendes Mittel というそうです。長いですね。家ではエッグブースターと呼んでいます。

恐らく、日本で呼ばれるクロミフェンというやつでしょうかね。

今日が11月29日で私は2日後の12月1日から5日間、毎日2回薬を飲むように指導されました。

このクロミフェンという排卵誘発剤は通常、自然排卵で1個が出来るのに対し、複数卵が出来てしまうため、双子の誕生率が普通の自然排卵での妊娠より10%も上がるそうです。双子どころかそれ以上の場合もあり…そ、それは大変そう…

そして副作用として頭痛やすっごいイライラしやすくなるそうです。

そういえば、私、IUSミレーナを外して、ホルモン大暴れみたいな時があって、しばらくイライラしたり気落ちしたり大変だったから気をつけなくちゃ…怖いな…

 

⬛︎合わせて飲むサプリメント

病院からサプリメントも前回処方されています。

それがこちら、 Folio® forteです。

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この Folio® forte1ですが、妊婦さんに大切な葉酸亜硫酸カリウムビタミンB12ビタミンD が入っています。いろいろなサプリがあるのですが、これがとにかく安いです。

 

⬛︎本日のお支払い

  • 診察料…無料(公的保険)
  • 薬代 …約30ユーロ(排卵誘発剤等)
  • 妊娠検査薬…5ユーロ
  • 待っている間のチョコレートバー代…2ユーロ

 

次回の謎のお支払い…180ユーロ(!)

 

⬛︎今日のドイツ語

妊娠検査薬…Schwangerschaftsfrühtest

出血…Blut、出血する:bluten, geblutet

排卵誘発剤Ovulationsauslösendes Mitte(n)

葉酸:Folsäure(f)

婦人科:Gynäkologie(f)

婦人科医:Frauenarzt 、Frauenärztin

 

⬛︎雑記

そんなわけで、第一回目のKIWU指導に行ってきたわけですが…

高齢出産どころか超高齢出産に差し掛かろうとしていて、しかも初めての、そして海外でのKIWUで、自分で望んで行ったのですが、病院に行ってからKIWUテラピーに超高速過ぎて、何が起こっているのか分からないままに進んでいった感じがあります。

いや、それでも一応ドイツのKIWUについて少し調べていたので、「こういうことかな?」と話を聞きながら、全てドイツ語が理解できなくてもなんとなく目の前で起こっていることを解釈できました。

先生のアシスタントを務める鬼軍曹トルコさんが薬と一緒にカレンダーでいろいろ説明を始めて「じゃ、この日に来てちょうだいね」と説明が終わった時に「あ、タイミング法でやるんだな」「つことはこれが排卵誘発剤か?」という具合。

自己判断はよくないのですが、とにかく初めてのことだらけ、しかもドイツ語(トルコ語も可能らしい)で医療用語なので100%把握するのが難しい!ので予習には越したことがないな、と思いました。

それにしてもあの注射はなんだったのだろうか。黄体ホルモンかな…今度行ったら圧倒されているだけではなく、質問しなくては。