ベルリンPhotoautomatクロニクル

ドイツ、ベルリンのドタバタ、サバイバル日記。

ベルリンの胃袋:濃厚なのにすっきり、キャベツとブロッコリーとソーセージのクリームスープ

私のドイツ人の彼「のび太くん」は忘れ物が多くどうしようもないです。

毎日何かしら忘れ物をするのですがこんなに寒いのに一番忘れてはいけない手袋を毎回忘れる、という有り得ないミスを犯します。

その上頑固で「寒いからマフラー巻いて行きなされ」とか「もう一つの冬用ジャケットを着ていけば?」と出かける前に言うと「いや、十分あったかいし、この服、薄いけど防水防風だから」と出かけて行きます。この頑固な感じ、ドイツ人ぽいですね。

一緒に出かける時はあとで「やっぱり寒いwww」と文句言いだすのでマフラーとか帽子とか私が持って行って途中で手渡してあげるのですが、これがまた翌日忘れるので本当に苦笑いです。

忘れた日はもちろん、帰ってくるとめちゃめちゃ無愛想で機嫌が悪そう(実際悪い)な顔で「寒くて死にそう」とブーブー文句言うんですけど、毎回過ぎて正直面倒臭いです。

 

⬛︎寒い日の料理、スープ料理に決定!

11月も後半にさしかかりました。毎日天気ネタで申し訳御座いませんが、ベルリン、最高気温がここのところ3度、最低気温が-1度とかになってきました。

もうこうなったら毎日スープです。

ドイツには煮込みや具沢山スープ料理がけっこうたくさんあります。

とにかくいろいろな野菜があるし、その上一緒に煮込む肉やハムやソーセージなども種類が豊富で毎日スープを作っても全然飽きないです。

 

⬛︎煮込み料理の定番キャベツの種類

ドイツ人はキャベツが大好き。キャベツ料理もたくさんあります。

ところがドイツでスーパーや市場に行くと、キャベツの種類がいろいろあって「どれ使えばいいわけ?」と悩みます。

私たち日本人にとって見慣れた丸いキャベツや縮れたちりめん状のサヴォイキャベツ、芽キャベツなどの他にもたくさんあります。そして、見慣れているから、と買ってみると味が全然期待していたのと違ったりします。

 

◯白キャベツ(Weißkohl見た目はごく普通の日本で見かけるキャベツなんですけど、硬くてマスタードのような苦味と辛味があります。ナマ食には向かず、カスラーハムという燻製のハムと一緒に煮込んだりします。他に有名なのはザワークラウト

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見た目は日本のキャベツ。でも硬くて苦いです。

 

◯サヴォイキャベツ(Wirsing)

ちりめんキャベツです。日本のものは柔らかくてとっても美味しいですが、ドイツのサヴォイキャベツはこれまた固く辛味があります。ロールキャベツなどに向いています。

こちらもナマ食には向きません。

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サヴォイキャベツ。煮込み料理に最適。

 

◯ケール(Grünkohl)

日本で青汁やスムージーの素材として有名なケールですが、こちらも日本のものとは全く違って固いです。一時間煮込もうとへこたれません。こちらもカスラハムと煮込んだり、ポルトガルのチョリソーとの煮込み料理などが有名で、豚肉と相性がぴったりです。

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◯シュピッツコール/とんがりキャベツ(Spitzkohl)

みためはとんがっていて変な感じですが、これが日本の春キャベツのような味で柔らかく、甘みがあって美味しいです。サラダにも向いていますがお好み焼きにしてもよいです。

 

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日本のキャベツに一番近い!甘くて柔らかくて千切りやサラダに最適。

◯シナコール/白菜(Chinakohl)

おなじみ白菜です。たいてい、日本で売っている白菜より小ぶりですが味は同じ。

柔らかいので芯の部分をサラダにしたり、葉の部分はスープに使ったり。

炒め物に最適です。

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白菜。オーガニック野菜の店のもの。甘くて柔らかいです。野菜売り場の冬の代名詞の一つ

 

⬛︎一緒に入れたい!ソーセージ、種類がいっぱい

ソーセージも種類がいっぱいあります。こんな図を見つけお借りしました。

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ドイツ美食マップ ソーセージ編 - ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェストより)

タルタルステーキのようなナマ食のソーセージがあったり、日本の「シャウエッセン」のようなもの、グリル向きのソーセージは炭火にして小さなパンに挟んでパクッと食べるのはドイツ中のインビス(スナックスタンド)で人気だし、メッツォヴルストというサラミのちょっと手前くらいの固いもの、煮込み料理にぴったりのカスラーソーセージも。私は白ソーセージというバイエルン地方の朝食用ソーセージが大好き。ま、全部好きなんですけどね。いろいろな種類のソーセージがあるから、毎日使ったとしても全然違う料理に変身させられます。キャベツにジャガイモという定番の組み合わせにしても永遠といろいろなお料理ができる!

 

⬛︎濃厚なのにすっきり。キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ、ソーセージのクリームスープ

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スムースなお豆のスープもそれはそれで美味しいのですが、これだとすぐお腹空いちゃうので、具材が入っているスープが好きです。特に野菜が適度にゴロゴロっとしてフーフーしながら食べるのって、冬に完璧じゃないですか?

 

◯材料◯

  • じゃがいも…5個、2cmに切る。半月切りに。
  • にんじん…1本、輪切りに
  • キャベツ…5枚ほど。2cm角に切る
  • ブロッコリー…枝の部分を細かく分けて切る。半分
  • ソーセージ…1cmに切る。10本くらい
  • 玉ねぎ…大きめのみじん切り、1個分
  • 生クリーム…250ml
  • 小麦粉…大さじ山盛り1杯
  • 塩胡椒…適量、ただしソーセージがしょっぱいので少なめに
  • 水…1l

 

◯作り方◯

  1. じゃがいも、にんじん、玉ねぎをお鍋に入れて、小さじ1杯の塩を入れ、水から柔らかくなるまで煮ます
  2. ソーセージを加えます
  3. ブロッコリー、キャベツを加えます
  4. ボウルに小麦粉と生クリームを入れ、よく混ぜ、鍋からレードル一杯分のスープをとってボウルの中でよく混ぜます。
  5. 4を鍋に入れて、へらでゆっくり混ぜます。とろみがついてきたら出来上がり。

 

 ⬛︎余ったパンで自家製ガーリックバタークルトン

そういえば朝食でパンが余ったので、それを四角に切っておいて、クルトンにしました。このクルトン、どのスープに入れても美味しいです。我が家は穀物がたくさん入ったパンを私の独断と偏見で毎日食卓に並べています。

 

◯材料◯

  • ガーリック…(すりおろしに)1個
  • 塩…小さじ半分
  • ハーブ(パセリ、あさつき、バジルなど)数種類
  • バター(オリーブオイル代用可、マーガリン不可)…大さじ1
  • パン…2枚ほど。1cmくらいの厚み、四角く切る。

◯作り方◯

  1. 小さめのフライパンにガーリック、塩、バターを入れて火にかけます。パンを入れて、両面がカリッとするまで焼きます。
  2. 焼きあがるちょっと前にハーブを入れます。

 

⬛︎残りはベランダで天然冷蔵庫で保管

あんなに機嫌が悪かったのに、シャワーを浴びてご飯になったら、だいぶご機嫌になっているのび太くん。温かいご飯とバターの焦げた匂いって人を無条件に幸せにしてくれますよね。

食べ終わって、お鍋に半分くらい残ったら、外気温2度のベランダにお鍋を置いて天然冷蔵庫状態で保管もドイツ風でしょうか。

 

⬛︎食材あれこれ in 日本

ご紹介した私のスープの材料は日本でも普通に手に入るもので作れます。

日本にいた時、わたしが好きだったのはナカザワのクリーム。

 

そして、日本だとなかなか買えないのですが、Weißwurst(ヴァイスヴルスト、白ソーセジのこと)。南ドイツのソーセージです。