ベルリンPhotoautomatクロニクル

ドイツ、ベルリンのドタバタ、サバイバル日記。

ベルリン生活:誕生日は隠れ家「パーティーケラー」でテクノで大騒ぎ

最近、誕生日パーティーが立て続けにあります。

先週、昨日の週末と誕生日パーティーに行って、もう体が限界ってくらい疲れて明け方帰ってきて、日曜日のたび、遅くに起きて、ゾンビのようになっております。

そして毎週日曜、朝起きるたび、キッチンまでの道のりが長いこと、長いこと。

今日はベルリン名物、パーティーケラーでのクレイジーなパーティーについて書きます。

 

 

 

 ⬛︎無許可のナイトクラブでテクノパーティー

ベルリンといえばスクワット(squatting)という、無人の建物を不法占拠して住むという文化がありました。これはアナーキスト達によるスクワットの場合もありますが、昔から万年住居の供給不足ということもあり、結構普通の人もスクワッティングしていた人もたくさんいました。

住居以外にも無許可のバーやクラブがポッと現れて、夜な夜なテクノパーティーが行われていた歴史もあり(現在形)。

うちの近くのシュプレー川の近くで無許可のクラブが現れたりいつの間にかなくなったりします。

パーティーケラーも典型的な無許可クラブ。パーティーケラーでパーティーがある場合は「コソコソ」と連絡が来ます。

 

⬛︎パーティーケラーは怪しげな秘密のパーティー空間

ベルリンの建物にはたいてい地下室があり、アパートだと住民用に倉庫になっていたりします。

しかし、この地下室が無許可クラブになっていることがあります。ここは基本的にプライベートのパーティー用に貸し出されていることが多いです。そして「こんなところ、招待状がないと絶対分からない!」というようなとんでもないところばっかり。ある時は中心地の有名な建物の地下、ある時はホテルの下で工業用のエレベーターがないと行けないとか、「え?こんなところで大丈夫なの?」というところにあるのがまたベルリンらしい。

パーティーケラーはたいていちょっと廃墟っぽい感じ。入り口でドアチェックを一応受けるとそこにはバーとダンスフロアとDJブースがあります。これにチルアウトルームみたいのがついていたり、形態はさまざま。

 

⬛︎一個人の誕生日パーティー@パーティーケラー、有名どころのDJがズラリ。

昨日、古い友達の誕生日パーティーに行ってきました。

バースデイガールは52歳のパーティーアニマル。彼女はベルリンのパーティーシーンの生き字引。

毎年パーティーケラーで誕生会が開催されるのですが、このパーティーがすごい!

まず彼女の52歳の誕生日ってくらいなので、集まって来る彼女の友人が結構お年を重ねられている方々から若者までジェネレーションがごちゃ混ぜ。そして、変人ばっかり(こんなに変人に囲まれると、なんだか自分が生きているのが楽になります、っていうくら変人ばっかり)、愛すべき人々。

そして、もう毎年毎年、こうやってパーティーガールの千里眼がものすごくて、彼女のパーティーにはベルリンの有名どころのDJがズラリと集まり、「これはひょっとして野外フェスかベルリンの一流クラブのアニバーサリーパーティー?」っていうラインナップ。彼女は昔から自分の誕生日に若手のDJを呼んではプレイしてもらっていて、若手DJは今となってはベルリンの大御所DJとなっているのですが、それでもこうやって彼女の誕生日にプレイするために集まってくるのです。

ベルリンの誕生日パーティーは本当に何があるか毎回分からないところがすごいです。

 

⬛︎ジェネレーションを超えてダンス!ダンス!ダンス!

先にも書きましたが、パーティーにはベルリンのパーティーの歴史が詰まっています!とにかく年齢層もさまざまですが、50代の人もたくさんいます。その50代の人が夜中の4時にガンガン踊っているところは目を見張るものがあります。そして、みんな力がいい感じに抜けていて素敵。こんな感じに歳を重ねていくっていいよねー、50代でもこんな風でいいんだねー、とその姿をみていると枠にハマらないで自由に生きているので勇気もらえます。

 

⬛︎朝6時、メインを迎える前に沈没

朝5時、まだまだ私の好きなDJがプレイしないでチルアウトルームにいます。

今週、めちゃめちゃ忙しかったし、このパーティーに来る前もでっかい仕事を終わらせてきたばっかりなのでだんだん限界が近づくアラフォーの私。

それなのに50代たちはガンガン踊り続けています!

彼氏ののび太くんは「◯◯(クラブの名前)で今から友達のDJがプレイするから、ゲストリストに入れてもらっているから今から行こうぜ!」とやる気満々。いや、もう無理だって…

朝の6時、とうとう疲労が頂点に達し、バーテンダーの男の子がそんな私にパチパチキャンディーをくれて、口の中がパチパチして口に入れたことを大後悔しつつ、「◯◯(クラブの名前)」に行くのを諦めて、家に帰ることに決定。クロークに向かう途中、なんと私の好きなDJがブースに立ち準備を始めました…

そして、50代たちは、まだまだガンガン踊り続けていました。