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ドイツ、ベルリンでのドタバタ日記。

デンマーク婚への道:デンマークはヨーロッパのラスベガス(2018年現在)

海外に住んでいると、なんとも厄介なもの、それは「滞在ビザの申請」。

これまでも何回か申請したけれど、ちゃんと準備していても、毎回「大丈夫かな」とドキドキして終わるまで緊張感が半端ないです。

 

ビザの件でいろいろあって、ここ数ヶ月、結構神経を擦り減らしていて、ひとりでいろいろ準備していると手が震えてしまって結構ナーバスになっていました。

 

そんな中、移民局のちょっとした手違いでビザの発行が伸びてしまってストレスがマックス状態になりました。

ビザ事件の前にドイツ人の彼と「ビザ発行されなかったらどうするー?」とか冗談で笑って「じゃあ結婚?」みたいな話をしていたら、本当に仮ビザの失効になる1ヶ月過ぎても全く移民局から連絡が無くて、「あれ?遅くない?」とお互い顔面蒼白になって

「じゃあ、本当に結婚について考えてみようか?」ということになりました。

 

そしてヨーロッパ、ドイツで婚姻の手続きをするのに「デンマークで婚姻手続きするとドイツで結婚の手続きをするより楽らしい」そして、「デンマークはヨーロッパのラスベガス」と呼ばれることが分かりました。

今回は「ヨーロッパのラスベガス」デンマークでの婚姻手続きについて書きたいと思います。

 

⬛︎ドイツでの結婚は結構大変

…ドイツでの婚姻手続きについて調べていたら、ドイツで結婚するとなると、意外に厄介ということが分かりました。

  • 揃える書類が多い
  • 日本から揃えた書類のアポスティーユが必要
  • 日本から揃えた書類にアポスティーユを添えたもの+翻訳が必要
  • 書類の手数料、翻訳、手続きの手数料等の費用が高い

なんせ、ドイツは紙社会なんです。

日本から揃える書類も多いし、揃えた書類に対してのアポスティーユ(揃えた書類が公式のものだと証明する外務省からのお墨付き)が必要、さらにそのアポスティーユを貰った上でその書類一枚一枚を翻訳しなければならない。結婚するだけでも物凄い労力がいるのにその上お金もかかります。

また、ドイツの市役所の担当者によって言ってることや揃える書類の内容が(毎回)異なったりで、手続きが途方もなく長くかかり振り回されることが多いんです。1年近く結婚の手続きに時間が掛かったなんて話も聞いたことがあります。

ドイツで役所で何かをするというのは本当に大変で担当してくれる職員さんの腕次第。これは他のヨーロッパの国、特にフランスも同じと聞いたことがあるけれど、とにかく必要書類の数、そして誰が担当してくれるかの全ては運次第に掛っている気がします。

 

⬛︎ヨーロッパのラスベガス、デンマーク

厄介なドイツでの婚姻手続きじゃなくてもヨーロッパで婚姻を認められる方法を見つけた

ドイツで婚姻の手続き、調べていくうちに結構厄介なことが分かって来ました。

その一方、ドイツで国際結婚を認めてもらうにはなにもドイツ国内で結婚しなくてはいけないわけではないことも分かりました。

 

実はもっと簡単で早く結婚することが可能な方法があることを見つけたんです。

それはデンマークに行って結婚する」という方法です。

結婚が簡単、そして同性婚もOK

デンマークはヨーロッパのラスベガスと呼ばれていてドイツより簡単に結婚が認められています。デンマーク同性婚も世界で初めて認められた国で、デンマーク以外の他のヨーロッパ諸国で国際結婚を考えているさまざまな形の国際カップルに結婚の門戸が開かれているそうです。

 

⬛︎デンマークで結婚するメリット

 

デンマーク婚の手続きのメリットは手続きは簡易さ

じゃあ、メリットってなんなの?というと…

  1. 提出書類の少なさ(婚姻要件具備証明書独身証明書)、戸籍謄本、パスポートコピー、滞在許可証、そして申込用紙。離婚や死別している場合はそれを証明する日本からの証明書とその翻訳証明書が必要。)
  2. 費用の安さ( 117€、2018年現在)
  3. 手続きの速さ(結婚前の審査期間最短3週間のみ)
  4. 手続きの簡単さ(特に離婚の場合、その事実が記載されている戸籍除籍/戸籍謄本又は「離婚受理証明書」を元に発行してもらえる「離婚証明書」さえ準備すれば受け入れられる。)

これを見てみると、必要最小限の書類さえ整ったら婚姻手続きが可能ということです。

この手軽さは他のヨーロッパの国での結婚ではあり得ません。

初婚だと、離婚に比べると書類の面で手続きが簡単で、それはヘテロ婚だろうが、同性婚だろうが一切関係ないのが素晴らしい。

 

更に離婚歴がある場合、ドイツで手続きするよりデンマークでする方が絶対に楽。ドイツの役所で聞いてみた

彼氏やその他ドイツ人が「じゃあ、ドイツの役所だって簡単にできるはずだろ?」

…みなさん、ドイツで外国人が何か役所に申請するのがどれだけ大変なのか、知りもしないのにデンマーク婚のメリットに納得いかずに反論してきました。

 日本人がドイツ人とドイツの役所で婚姻手続きするのはただでさえ、準備が大変なのですが、特に離婚歴がある私は手続きも費用も時間と労力が物凄く掛かることがわかった上に、婚姻が認められない場合もあることがわかりました。

 

とりあえず何をするにも必要なお互いの「住民票(Erweiterte Meldebescheinigung)」を取りにベルリンの自分の住んで居る地区のStandesamt(戸籍役場)に一緒に行った時に彼氏が担当職員さんに

「実はこの住民票は結婚のために必要なんだけれど、結婚はドイツかデンマークかどちらが簡単に手続きが出来るか悩んでいて…、そもそもドイツで結婚するとなんで大変なんですか?」と切り出しました。

「じゃあ、隣の部屋の婚姻問題相談のスペシャリストと話してみなさい」

と担当職員さんに紹介され、アドバイザーと面談することになりました。

すると

「もちろん、そんなの、デンマークでする方が簡単に決まっている!

特に非EU&ドイツ国籍の人(私)に離婚歴がある場合、ドイツでの結婚は時間も揃える書類もお金もかかるわよ。

更に裁判所に行かなくちゃいけないケースもあるのよ。

デンマークで婚姻が認められた、ということは後でドイツで婚姻の手続きする時にドイツで結婚するよりかは遥かに楽に出来る

先にデンマークで結婚してきてからドイツでの手続きを進めましょう!そしてドイツでの婚姻の手続きの準備も同時進行で始めなさい!」

…とドイツ人(彼氏)に納得の説明をしてくれるとともに「離婚歴」があると、デンマークで結婚してもドイツでの手続きが実は厄介になことも教えてくれました。※こちらに関しては別に記載したいと思う。

 

⬛︎例外

ところで2017年、ドイツは同性婚を合法とした世界で23番目の国となりました。

www.huffingtonpost.jp

ドイツ人の友達(レズビアン)がEU圏出身のパートナー(トランスジェンダー)のドイツでの大学進学手続きをきっかけに結婚をすることに決めた時、デンマーク婚の後、ドイツでも婚姻手続きをしようか、と話していたのですが、そのすぐ後に同性婚がドイツで合法となって、市役所に私と同じく問い合わせたところ、市役所の担当者曰く:

「どちらも初婚だし、相手もEU出身だし、書類さえ整えてくれたらすぐ結婚出来るけど…今、スケジュール調べたら、2週間後の水曜日に結婚の手続きが出来るけど、予約する?」と速攻で結婚することが決定。

ドイツでの同性婚が可能になったことで、ドイツ人とEU圏出身者がドイツで婚姻することは割と簡単になったようです。

とはいえ、EU圏の外国人がドイツ人とドイツで結婚するとなるとやっぱりデンマークでの結婚はだいぶ簡単だということですよね。

 

 

⬛︎結論:なぜ、人はデンマークで結婚するのを目指すのか

…ということで、なぜデンマークがヨーロッパのラスベガスと呼ばれるか、と言うと、

  • EU圏の人とそれ以外の人が結婚するのに手続きが簡単
  • 揃える書類の種類も少ない
  • 費用の安さ

ということです。

…ということで、私たちもデンマーク婚をすることで結婚の駒を進めていくことになりました。

 

 

 デンマーク婚の手続きについて 

international.kk.dk

各書類に関する問い合わせ 在ドイツ日本領事館HP

www.de.emb-japan.go.jp